【愛媛県・大三島】大山祗（おおやまづみ）神社宝物群の特別鑑賞と特別対談　しまなみ周遊ツアー

●大小の島々からなる多島美の景観で世界中の旅行者を魅了する瀬戸内海国立公園のほぼ中心に位置する大三島は「国宝の島」と呼ばれ、その島には古来日本総鎮守として崇敬を集めてきた大山祇神社が鎮座しています。大山祇神社には、壇之浦合戦で使われた現存する日本最古の鎧「紺絲威鎧・兜・大袖付」(国宝)をはじめ、武蔵坊弁慶の薙刀、源義経の鎧など、平安、鎌倉、戦国時代に至る天皇家や歴代の名将たちが奉納した刀剣や甲冑が所蔵され、日本の国宝・重要文化財の指定を受けた武具類の、実に8割（国宝8点、国指定重文682点）もの宝物が当時のままの姿で遺されています。

●本ツアーでは、大山祇神社の宝物を余すことなく全てを特別公開。それに加えて、①宮司による特別解説、②刀剣研究家ポール・マーティンが宮司と「刀剣カルチャー」を語るトークショーと共に、③それらの宝物群をガイド付きで鑑賞いただきます。

●広島港・三原港からはラグジュアリーな観光型高速クルーザー「SEA SPICA」をチャーターし、うさぎの島大久野島経由で大三島へ。地元食材を活かした昼食と、海鮮BBQの夕食付です。

大山祇神社が所蔵して本事業で一挙全公開する主な宝物の例
「禽獣葡萄鏡」（斉明天皇奉納・唐時代・国宝）、「赤絲威鎧大袖付」（源義経奉納・平安時代・国宝）、「螺鈿飾太刀」（平重盛奉納・平安時代・重要文化財）、「大太刀 銘 貞治 五年丙午千手院長吉」(後村上天皇奉納・南北朝時代・国宝)、「薙刀」(武蔵坊弁慶奉納・重要文化財)、「紺絲威鎧・兜・大袖付 」(河野通信奉納 ・平安時代・国宝)、「紫綾威鎧・大袖付」(源頼朝奉納・鎌倉時代・国宝)、「熏紫韋威胴丸・大袖付」(木曽義仲奉納・平安時代・重要文化財）、「牡丹唐草文兵庫鎖太刀拵」(護良親王奉納・鎌倉時代・国宝)、「大太刀 無銘 伝豊後友行」(大森直治奉納 ・南北朝時代・国宝)、ほか

ポール・マーティン氏略歴：イギリス出身。以前は大英博物館でキュレーターとして勤務し、現在は公益財団法人日本刀文化振興協会の評議員、研究員を務めます。また国土交通省認定の専門家でもあり、産経新聞の”JAPAN-Forward”への寄稿も行っています。2016年、2018年には、外国人として初めて、刀剣博物館主催の日本刀査定コンテストで優勝。世界の多くのドキュメンタリーに出演し、主要な日本刀についての書籍を翻訳。日本の武術にも精通しています。